2004年8月:ゲーマーのお悩み02

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■2004年8月近辺のお悩み:
「ゲームの企画を考える仕事をしたいのです。なので専門学校に行こうと思って、両親に話したところ、そんなワケの分からない専門学校は、お金のムダでどうにもならない、と、あっさり却下されてしまいました。本当にどうにもならないのでしょうか? 両親の言うとおり、普通の大学に行った方がいいのでしょうか?」

■当時のお答え:
 まず。ゲーム業界、さらに企画という職業は狭き門です。当然、TV局のアナウンサーになるとか、超一流企業などに比べれば、倍率時代はそれほどスゴイモノではないかもしれません。が、確実に才能に左右される仕事だというのは覚えておきましょう。そんな才能に左右される仕事に就くにはどうすればいいか。才能は大抵、判りやすく目に見えるモノではありません。まあ、判りやすいモノもありますが~企画という職種を志望するための能力は、非常に見えにくいモノです。そこで、各ゲーム会社は才能以外で判断するようになります。それは~肩書きとか、出身校とか、そういう部分ですね。「なんでだ!オレの才能で判断しろよ!」と思う人もいるかもしれません。が、その才能がどんな形をしているのか、非常に見えにくい以上、しかたがないのでしょう。さらに…企画という仕事は、専門学校で特定の訓練を受けてどうにかなるよりも、様々な人生経験を生かした方が面白いモノが生み出せる可能性が高かったりするのも事実です。専門学校は、専門の知識を得る場所です。プログラマー、デザイナーなどは、手に職という意味でも、専門学校で学べることは多いと思います。が、企画は……本当に内側から出てくるものですし。企画書なんて、自分の中にあるナニかを誰かに説明するにはどうすればいいか、よく考えれば判るもの。あ、いや、だからといって、専門学校が必要ないと言っているのではなく……実際、専門学校出身で大活躍している人はたくさんいますからね。うーん、うーん……説明しづらいですが、特に手に職を付けられるようなジャンルではない、ゲーム企画という職業は、特に就職に関しては、その人の企画自体ではなく、ソレ以外で判断されてしまいがち、ということです。なので、本当にゲーム企画で食べていこうと思うのなら、専門学校よりも一流大学に入ることを目指した方がいいんじゃないかと思われます。青春時代の一番感受性が強い時期に、専門的で偏った勉強をするよりも、一般的で広く浅くな勉強をした方がインスピレーションが湧きやすいのも確かです。若いうちの体験を食いつぶして行くのが、企画発案系職業に就く者の宿命です。ネタ切れを恐れずに。

 ゲーム開発の企画という仕事は……当時からというか、ゲーム開発が開始されて以来、発想が全てと勘違いされがちな部分があって、明確に勉強すべき、訓練すべき事象がわかりにくいという事も合って、逆に「誰にでも出来る」と勘違いされがちです。だから……ではないですが、オタクな方へのお悩み相談には聞かれやすい内容とも言えます。正直、2019年現在の状況は複雑で、課金要素や、ソーシャルゲーム、オンラインゲームなどの各要素が追加されるため、素人には判りにくい職業と化しています。が。この悩みへの答えは当時の答えとそう変化はありません。

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