ゲーマーのお悩み1998年1~3月:ゲーマーのお悩み01

1998年1~3月:ゲーマーのお悩み01

「受験シーズンですね。実は私も来年受験なんですけど、実際、ゲームはどうすれば良いと思います? うちの親はゲーム禁止とか言わないんで、逆に不安になってきちゃって。ベストな選択ってあるんでしょうか?」○○県 ○○○○○○○○さん:

難しいですよね。ゲーム好きにとって受験はとっても大きな壁です。まあ、青春自体の大きな壁なんですけど。うちはゲーム雑誌なので、本当は「ゲームで遊んでても受験なんて楽勝ですよ」と書きたいところですが、実際にはものスゴク厳しいです。まあ、1日1時間程度の気分転換としてなら、大丈夫だとは思うのですが、1度始めてしまうと大抵の人はズルズルと続けてしまうモノ。もしも1日4時間プレイしてしまったら、その後1時間はボーッとして勉強も手つかず。この繰り返しは、受験に大ダメージです。特にRPGは……。「ゲームをすっぱり止めるなんて不可能」という人はとりあえず、プレイに時間がかかるRPG、SLGだけでも絶つことをお薦めします。買わずに我慢。その分貯金。気分転換にはうちの本とか。とりあえず、本を読んで情報だけは入手して(攻略は読まずに取っておく)、イライラしないで勉強に燃える。これが一番かもしれません(笑)。

 

「新年早々、事故で愛犬が死んでしまいました。7年も一緒に暮らしてきただけにかなりショックです。こういう別れの悲しみから逃れる方法ってないですよね。きっと。なくなって悲しい=大事だったってことだろうし。ツライです」○○県 ○○さん:

死別は……もう、他人が何を言ってもどうしようもないくらい悲しいですよね。穴が開くというか……。よくマンガや小説などで、愛する人や物を失って復讐に生きるなんて状況が描かれますが、実際に体験したことがある人はものすごく共感できるハズです。これはもう……自分で何とかするしかありません。とにかく何とかするしかありません。ゆっくりチャレンジしてみて下さい。

 

「初詣のおみくじって気になりますよね。凶とか出ると大ダメージ。ちなみに私は今年中吉でしたが、一緒に引いた友だちは凶でした。かなりビビってました」○○県 ○○○○さん:

気になりますよね。初詣に行ったら必ず、おみくじ引きたくなりますし。普段占いとか気にしない人でもつい、引いちゃうみたいです。まあ、初詣に行くこと自体が占いっポイんですけど。とりあえず良ければ信じて悪ければ信じない。そんなワガママがベストです。って引く意味なさげですけど(笑)。貴方の今年がハッピーでありますように。

 

「いろいろなことがあったおかげで、学校の持ち物検査&頭髪服装検査が異様に厳しくなってしまいました。元々、うちの学校の規則、そんなに優しくなかったのに……こういう場合、いらだちをどこにぶつければ良いんでしょう? 仕事だって恋愛だって、大人と同じコトは何でも出来るのに、学生というだけで縛られている気がします。早く大人になりたいです」○○県 ○
○○○さん:

そういう原因となっている危ない人は……1部なんですよねぇ。本当に。過激な行動に出てしまうっていう。でも締め付けられる時は一蓮托生。これはもう、どうしょうもないです。学校というところが社会の一部で、それに所属してしまっている時点で、どんなに規則が厳しくてもそこから逃げ出すのは難しいことですし(絶対ではないですけど)。これまで、様々な事件がありましたが、とりあえず「自分」は大丈夫なように用心するしかないのでしょう。常にやさしい気持ちで、いろいろなことを考えて。とりあえずゲームや、小説や、マンガはたくさんのことを教えてくれます。実際に経験しなければ判らないこと、経験すればあっという間に判ることも多いとは思います。が、学校はある意味「仮想社会」。学生のうちは
ある程度のことは頭の中だけの知識でも十分な気がします。自分がいらだつのは何故なのか? その解決法はないのか? とりあえず何か別に解消できるコトを見つけるのがステキでしょう。大人になる前にいろんなコトを経験して知ってしまうのは……つまらないですよ。きっと。

 

「編集部の人ほどではないと思いますが、お金を使ってしまいます。アッという間です。汗水たらして稼いだ給料が全てゲーム関係に消えていきます。まあ、今はまだいいかななんて思ってますが、将来、結婚したりしたらどうしたらいいんでしょう?」○○県 ○○○○さん:

大丈夫です。その時はその時でどうにかなります。きっと。どんなにムダ使いが染み着いてても、もっと大事なモノが見つかれば、自然にそちらに傾いていくハズです。もしも傾かなかったら?……そうなってから考えましょう。

 

「なんか、いろいろ会社が潰れてますが、ゲーム業界って大丈夫なんですか?」○○県○○○○さん:

一般的な不況の影響はそれほどないように見えますが、最近はゲーム業界も少しづつ熟成してきたようで「売れないソフト」だけを出し続けているソフトハウスは確実に潰れています。景気が良い時はそういうソフトハウスでさえ生き残ってましたから。不況のおかげ? なんでしょうか?

 

「ゲーム、マンガ、声優などのオタク系専門学校ってどうなんでしょう? 進路として選んだ場合、親を説得しにくい上に、自分でもなんとなくインチキくさいなぁ……なんて思ったりして。実際どうなんでしょう? 身近に相談できる人いないんですよ……」○○県 ○○○○さん:

確かに、ちょっと妖しげですよね。本来趣味の世界の発展系ですから、人に教わるものじゃないワケですし。まあ、でも、他ジャンルの専門学校と同じで、本人にやる気さえあれば大抵大丈夫のようです。あとはガンバルのみ。専門学校は、実在の職業をターゲットにして「実践で役に立つ知識を身につける」のが目的なワケで、それまでの中学高校の授業とは違い、積極的に自分から学ぼうとしないとほとんどムダになってしまいます。やる気のある者が生き残る。まあ、それはあらゆる学校に共通するコトですが。さらに、専門学校の○○科を卒業したら、○○という職業に就かないとそこで学んだことは半分以上役立たずです。それこそ最近ではゲームライター科なんかもあるみたいですが、そこで得た知識はゲームライターという職業以外では大して役に立たないハズです(というか、そういう専門知識を教わるのでなければ意味ないですし)。専門学校に行ったおかげでその業界のことが良く判り、逆に就職しない(笑)なんて選択もあるので、全部が全部ムダになるワケじゃないですけど。でもそれなら実際バイトしてみるとかの方が有意義だろうし。とりあえず、将来自分のやりたいコトがハッキリしていている場合、専門学校は強い味方になってくれるハズです。学校選択方法はやっぱり、就職実績から選ぶのが順当でしょう。

 

「どうしても知りたいことがあります。ゲームライターの給料はいくらですか?」茨城県 流し目メランコリさん:

卒業シーズンのためか就職や進路関係のハガキが多いです(笑)。以前も書いた気がしますが、まず……ゲームライターは一般的な月決めの給料はもらえません。ギャラといって、完全な歩合給です。当然、もらえる総額は担当しているゲームやページによって毎号変動します。まあ、とても不安定な職業といって間違いないでしょう。しかも最初から毎号きちんと仕事をもらえるか、わかりません。保証は一切無いです。まあでも、何年か続けられれば大抵、1人暮らしして欲しいゲームソフトを買って、たまにパソコン買ったりして……それなりな生活をしていく位にはなれます。大金持ちになるのは難しいですが、大量の仕事をこなした後はソレなりにお金持ちになったりもします。

 

「正直なところ……最近自分は何が楽しいのかわかりません。ゲームにも飽きてきてる気がします。学校も面白くありません。何となく毎日を過ごしています。イロイロと、どーでもいいことが増えてきていて、このままでは「生きてる」こと自体がどーでもよくなってしまいそうで……。ゲームのキャラとか、歴史上の人物とか、現在も戦ってる人とか……そういう人たちの熱い思いにどうしても近付けません。こんなんでいいんでしょうか?」○○県 ○○○○さん:

人はなんのために「生きる」のか。なんだか壮大な人生のテーマの様ですが(笑)、これは……太古の昔からいろいろな人が考えてきた大事な問題です。が。実は…これといった結論はでてません。それは結局、その人の人生は、その人にしか判らないからだと思われます。人間、生まれたとき、育つときの環境によって様々な考え方が身に付きます。確かに現在も自分の命が危険にさらされている人は熱いです。なによりもまず「生き残る」という、「生きる」の前段階で頑張らなくてはいけないわけですから。幸いというか何というか、我々日本人、いえ、日本のような比較的裕福な社会で生まれ育った人間は、その段階で熱くならなくても「生きて」いくことは簡単なワケですし。でも…だからといって「生きる」ことがどーでもいいと思ってしまうのはなんだか違う気がします。それが例えゲームでなくても、ハガキを描くことでなくても、絶対貴方が熱くなる何かが、世界にはあるハズです。きっと今は落ち着いてイロイロ考える時期なんだと思います。次に熱くなれるモノを探すためのブランク、休憩。辛く苦しい逆境から這い上がるのも「生きる」(RPGのキャラは大抵ここから始まります)ですが、一見平凡で平和な世界を自分なりに生活していくのも、同じく「生きる」だと思われます。貴方の中のRPGを熱く戦い抜いて下さい。EDは……とりあえず考えるのはやめときましょう(笑)。

 

「雑誌のステキな保存法ってないですか? 最近本棚に入り切らなくなってしまって困ってます」○○県 ○○○○○さん:

雑誌は……編集部でもかなりの量であふれてきています。捨てられない本は特に大変。でもこれは……もうしょうがないみたいです。スキャナで読み込んでデータにしてCD-ROMに保存って手もありますが、ものスゴク面倒くさいですし。とりあえず、大きな本棚に移すとか、他の本を片付けるとか。いつでもうちの本を読める、を基準に考えてみました(バカ)。

 

「ゲーム業界の行く末ってどうなんでしょう? 将来(ってまだ高校に受かったばっかりなので3~4年後ですが)そちらの業界に就職したいと思っているのですが……。親は当然のように普通の4年制大学に行けって言います。以前も同じ様な質問がありましたけど……すいません」○○県 ○○○○さん:

ゲーム業界に憧れる人は気になるとは思いますが、現在ゲーム業界にいる人もその答えがスゴク知りたいと思われます。この業界の行く末……最近じゃ、ガンバッテいい大学に行って、いい会社に就職しても、未来はとても不安定なワケ(銀行や証券会社だって倒産するし)ですが、この業界ほど先の見えない業界も珍しいです。まあ、それは歴史が浅いのが最も大きな理由なんですが……4年前に、ソニー=PSが販売台数でこんな一人勝ち状態になっていると予測できた人は、全くいなかった気がします。同じように、今から5年後を正確に予測できる人はいないでしょう。とりあえず……結論として、この業界で働こうという人はある程度行き当たりバッタリならざるをえない気がします。今、ガンガンに儲かっている会社でも5年後にはどうなっているか判らないのですから。現実に、業界人は様々な会社を渡り歩く人、多いです。そうなってくると頼りになってくるのが「自分の腕」。4年制の大学に行くも良し、専門学校に行くも良し。とにかく学生のうちに様々なスキルを会得しておくのが賢いと思われます。プログラムやCGなどの職種に合わせたモノから、宴会芸とかマンガ、経理なんでいうまともなモノまで、なんでもOK! とにかく色々な経験をして、自分のレベルをUPしておきましょう。そうすればゲームだけでなく、違う業界でもバッチリいけます。「どんな所でも大丈夫」という自信をつけるためにガンバりましょう。編集部の人たちもガンバってマス(笑)。人は一生勉強なのですね。しみじみ。

 

「うちの犬はゲーム機が好きで、ゲームをしていると本体に攻撃してきます。とりあえず高い所に置いて難を避けてますが……何かいい対策はないでしょうか?」○○県 ○○○○さん:

きっと、ゲーム機が好きなんじゃなくて、遊んで欲しくて嫉妬しているのだと思われます。犬や猫は「かまって」お願い係数が高いですから。ゲームをしていると御主人様がかまってくれなくなるのでついつい八つ当たり。そんなときはPSにトゲをくっ付けたり、電流を流したりして、ゲーム機は怖いモノだと、覚えさせるしかありません。安心のゲームライフのために。

 

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大体現在から20年前のゲーム好きな方からの相談であります。ぶっちゃけ、景気の違いはありますが、悩みの中身は今も昔もあまり変わらないようです。スマホのおかげでインターネットはかなり身近になってると思うんですけどね……。

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